恋愛が面倒だという人に

現在、恋愛に対して奥手だと自称する人は少なくありません。晩婚化が叫ばれる現代日本で、そもそも恋をしない若者が増えているのです。

かつては思春期になると誰でも異性に関して興味を示したり、好意を抱いたりしたものです。異性絡みのネタで周囲の友人達をからかったり、反対にからかわれたりしつつ、その中で異性との交際、関係がどのようなものであるのかと、興味と期待に胸を膨らませていたでしょう。ところが現代の若者の様子を見ると、そもそも恋愛絡みの話題に触れる事さえ少なくなっている傾向があります。一概に全員がそうであると断言はできませんが、少なからず恋愛に関する興味そのものが失われつつあるのです。実は内面では恋愛に興味を持っているものの、単に表に出すことができないだけなのではないかという人もいるかもしれませんが、本心から恋愛自体に興味がないと言ってのける若者たちは少なくないのです。

その理由として第一に掲げられるのが「面倒だ」というものでしょう。「休日にはデートのために出かけなければならないのか」「電話がかかってきたら相手をしなければいけないので憂鬱だ」と、恋人の存在は個人の自由な時間を奪うものだという認識が広まっているのです。自分一人でいれば、ゲームなり読書なりして自由気ままに過ごせたはずの時間を、恋人に費やさなくてはいけないという状況に煩わしさを感じるなんて、一昔前の人には信じられないでしょう。協調性、集団性が損なわれていると言えば大袈裟かもしれません。

しかし、昔と比べてみれば、自分一人でいる事に現代人は慣れきってしまっています。パソコンやスマートフォンがあればいつでも世界中と繋がれるため、一人でありながら一人ではない空間にすぐ入り込めるのです。現実で生身の人間、それも異性の相手と関わるよりも、その方がよっぽど楽であると言う人もいるでしょう。

そんな「面倒」という恋愛のマイナスイメージを覆すツールとして、スマホで利用できる出会いアプリが人気です。今や若者の生活の一部となっているスマホで、気軽に異性との出会いを得られると評判なのです。アプリで人と繋がれる気軽さ、便利さは面倒を嫌う現代人にはうってつけでしょう。出会いアプリを利用し、恋愛のイメージを変える事によって、現実での出会いを求める気持ちが湧き起こるかもしれません。